バタフライ効果——小さな行いが未来を変える
- roots2025run
- 12月3日
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「バタフライ効果」とは、蝶の羽ばたきのような小さな変化が、めぐりめぐって大きな結果につながるという考え方です。練習や生活の“ほんの少し”の積み重ねが、あなたの未来を形づくります。
私は高校生のとき、5000mを14分台で走ることを目標にしていました。
体操・補強・ドリル・ランニングのどれも手を抜かず、帰宅後も補強、寝る前はストレッチ。夜は22時に就寝する生活を続けました。
その結果、高校3年の県高校総体で、はじめて14分台を出すことができました。
今でも確信していることがあります。
・あのとき腕立て伏せを1回でも手を抜いていたら、14分台は出せなかったかもしれない
・あの時のポイント練習で気持ちが折れていたら、14分台は出せなかったかもしれない
あの時の、あの時の、あの時の
練習はつらく、苦しい場面もあります。
それでも私は「ここで我慢すれば14分台に届く」と自分に言い聞かせ、限界の先で踏ん張ることができました。
皆さんも、つらくなったときに自分へ言い聞かせてみてください。
・「ここで頑張れば、目標に手が届く」
・「ここで自分に負けたら、目標には届かない」
いま私が皆さんにランニングを教えられているのも、当時の“腕立て1回”の積み重ねがあったからかもしれません。もしそこで手を抜いていたら、14分台は出せず、大学で陸上を続けていなかったかもしれない。そうなると、指導者として活動する今の自分もいなかったかもしれません。
日々の生活や練習のなかの、ごく小さな選択が未来につながっています。
そのことを理解し、数ある選択肢の中から「良い選択」を積み重ねて、より良い未来を一緒につくっていきましょう。

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